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2011年5月1日日曜日

原子力発電の是非

原発を造ってきた技術者や設計者が、原発を止めろと訴えています。
放射線を研究してきた東大の博士が、放射能は体に良いのものだと話します。

政府や保安院は「安全」だと説明し、だけど20km以内に近づいてはいけないと言います。
放射能が体に良いなら、なぜ家を捨てて逃げなければいけないのでしょうか。
体に良いという学者は、東電の漫画のようにプルト君を食べてくれるのでしょうか
「安い」原発は、放射能で汚染された土地や緑や海や、そこに住んでいた人たちの人生や命よりも安いのでしょうか。
ただちに影響はなくても、10年後に福島の子供たちが一斉にガンにかかりはじめたら、誰が放射能の影響を説明し、誰が補償してくれるのでしょうか。
イランやモンゴルの放射線量の高い地域の人たちが、健康で長生きだと言うならば、チェルノブイリ周辺で生まれる奇形児や障害児をどう説明するのでしょうか。
発電所が吐き出すCO2放射能は、どちらのリスクが高いのでしょうか。
どうして電気を沢山使う場所に原発をつくらずに、遠い過疎地につくるのでしょうか。
東電や国がどんなに高額の賠償金を払ってくれたとしても、二度と帰れないふるさとや、そこに住んでいた人の人生は、お金で買いもどせるものなのでしょうか。

原発が必要か必要でないか、賛成か反対か、自分自身に問いかけてきました。
私にはやはり「安全で安心」ではなく、「危険で不安」なものになってしまいました。

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