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2012年9月11日火曜日

「福島の人びとに寄り添っていない」長谷川克己さん、細野大臣を批判




OPTVstaffさんが 2012/09/09 に公開


昨年3月11日に国会を取り囲みはじまった、原発の再稼動反対を訴える官邸前抗議行動は、まもなく半年目を迎える。原子力規制委員会の人事案が正念場を迎える中、7日も官­邸周辺や規制庁準備室前(原子力安全規制組織等改革準備室)で抗議行動が行われ、人事案撤回を求める声が広がった。
 
郡山から静岡県に家族で自主避難している長谷川克己さんは、人事案が報道された8月以降、毎週金曜日、新幹線で駆けつけ抗議行動に参加している。この日も、規制準備室前に­駆けつけた。長谷川さんは、小学1年生の息子さんが言った「お金の方が僕たちの命より大事なの?」という言葉を、細野豪志大臣に向けて叫び、福島の人びとに寄り添っていな­いと批判。午後8時40分すぎ、集まった人々は、人間の鎖で規制準備室前が入る合同庁舎第4号館を取り囲んだ。
 
抗議行動は、官邸裏や文科省前、財務省前、経産省前などにも広がっており、福島からの来た人のスピーチや参加者の脱原発の想いなど様々な訴えを聞くことができる。給水機を­持参して水を配るグループや、うちわを配るグループ、自転車から抗議活動を行うグループなど自主的な活動をする人々が増えている。なかでも、弁護士のネットワークをつくり­、警察の過剰警備を監視している「官邸前見守り弁護団」は、この日も抗議参加者と警察の間に入り、過剰な警備がトラブルに発展すると現場の警察官に説明する。
 
メンバーのひとり、河崎健一郎弁護士は、警察の介入の仕方が変わってきており、抗議参加者をビデオカメラで撮影することが増えていると指摘。「国家が権力を行使する時は、­常に検証されないといけない。市民の直接行動が、弁護士にあらためてそういうことを教えてくれた」と話した。
 
関連リンク
何が問題?原子力規制委員会の人事
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/qa-ef6d.html

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