<スポンサーサイト>

2012年7月13日金曜日

宮城県石巻市鮎川浜にて

俺は今、宮城県石巻市牡鹿半島の金華山に近い、鮎川港で仕事をしている。
津波に流されて何もなくなってしまい、復興の目途さえたっていない港近くの土地に、地元漁協の漁師の奥さんたちが立ち上がり、とにかく仕事をして収入を得ることを目的に建てはじめた弁当屋の建築の仕事をしている。
ここは、もともと金華山へのフェリー乗り場と、古くから続いていた捕鯨漁で有名で、牡鹿半島では観光地としてなりたっていた。
そして311の津波で全てを失い、今では観光客の姿も無く、6mの堤防を再築するために大手ゼネコンからやってきた現場事務所の作業員と、時々くるボランティアの人たちと、津波を逃れた住民と仮設住宅に住む地元の人たちしかいない
ここで小さな弁当屋を建てはじめて、今日で丁度一ヶ月になる
月曜から金曜まで泊り込みで仕事をして、週末に自宅に帰るパターンを5回繰り返した
そして地元の人たちの声も聞き、復興の目途も全く立たず、マスコミにもとりあげられないこの地域の現況を目の当たりにしてきた
市にも県にも国にも見捨てられ、それでも生きるために一生懸命がんばろうとしている人達がここにいる


そして、ここに来てからずっと九州で大雨が続き、何人もの死者がでるほどの被害がでている

2011年3月11日に、この宮城を含めた東北地方で見た時と同じような光景がテレビのニュースで流れている

これはなんなのか

これは、本当にただの天災なのか 自然災害なのか

とうとう気象庁は「これまで経験したことのない大雨」などと言う始末だが、たしか311のときも「これまで経験したことのない」なんて言ってたっけな、、、そういえば2ヶ月まえ、俺の自宅の1km向こうを通り過ぎた竜巻も、「観測史上これまでにない」っていってたよな、、、  あれもこれも、本当にただの天災なのか 自然災害なのか

いつまでも黙っていても、隠し通せるものではないぜ エリートのオエライサンガタ



政治家たちはあいもかわらず、多分、何十年も前からかわらない、国民などどこにも意識のないくだらない儀式のような議論をくりかえしており、国民には全く関係のない、無駄な党利党略、私利私欲、マスターベーションに余念がない
挙句の果てに。今まで30年以上も国民を裏切って、右を見たり左見たりしてたやつが「国民の生活が第一」なんて党をたちあげちゃうんだから、なんなんだろうねいったい


しかしながら、俺は俺で、そんなことより問題は今日不足している釘やビスをどうするか、そして、今夜の夕食の献立がなんなのかが気になっていたりもするってことは、「オレの生活が第一」なわけで、 みんな自分のことで精一杯ってことかね


それにしても。このくだらない腑抜けの政治家たちを馬鹿とみなして、日本人を災害兵器で苦しめている悪党がいても、それを見てみぬふりをし、その上税率をあげて国民をさらに地獄につき落とそうとし、さらにさらに国民がヘドを吐きつけている原発まで再稼動させているのだから、一揆がおこらないはずがないだろうし、自殺者もうつ病患者も減らないだろう

中国やロシア、これから発展するであろうアジアの途上国からも見放され、世界一の債権国であり世界一の戦争災害国であるにもかかわらず、いつまでもいつまでも金を国外にばら撒き続ける日本というこの国は、一体誰のために何をして、どこに行ってしまうのだろうか。 

多分もう、だれにも正しい方向への舵を切れない状態になってしまっている


いよいよ

おわりかな、 今年。

さすればおれは、、、 人身御供か?

0 件のコメント:

コメントを投稿