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2011年3月4日金曜日

魔の3月

 このところ、体調が悪かったり仕事が忙しくなってきたりで、ブログの更新がなかなかできずに、気が付いたら3月になってしまいました。
 そう、魔の3月が始まってしまったのです。
 この話の初めの方で書いたとおり、去年の3月10日に私は無免許運転で逮捕され、1ヶ月の留置所生活と3ヶ月の拘置所生活を強いられました。
 一昨年の3月6日には自分の会社の事務所で、キャスター付きのイスの上に立って、ロッカーの上に物を置こうとして転倒して左の膝小僧を強打し、救急車で病院に行き、膝の皿の粉砕骨折で手術を受けて、その後3ヶ月は松葉杖の生活でした。
 振り返ってみると、2000年の3月に買ったばかりの新車のハリアーで事故を起こしたり、2005年の3月に取引先の所長に、私の会社に支払われるべき工事代金の200万を持ち逃げされたり、そういえば、かなり昔ですが電車で財布を盗まれて、当時付き合っていた彼女に金を借りて改札を出られたものの、その後すぐにその彼女に振られたのも3月でした。高校を卒業後に、両親の不仲が原因で長野に家出したのも3月だったし、子供の頃、私にとてもなついていた、柴犬のモモが死んだのも3月でした。
 ああ、なんということでしょうか。3月は私にとって厄月なのです。
 これも全て因果応報によるものなのでしょうか。
 
 昨年の3月10日に逮捕される前日の夜、私は仲の良い先輩と酒を飲むために、行き付けの居酒屋に車を止めました。すると、車から降りた途端に「シューーーー」という音がして、左タイヤがパンクしてしまったのです。しかも1ヶ月前に新品に交換したばかりのタイヤでした。結構寒い夜で雨もチラチラと降っていたのですが、先に来ていた先輩と、居酒屋のマスターに手伝って貰い、1時間もかけてなんとかタイヤを交換しました。1ヶ月前に交換したばかりなのに、タイヤのボルトがなかなか回らず、かなり手こずって、店のマスターも帰りは送っていくから車を置いていけばという話になるほどだったのです。しかしなんとかねばって交換することができました。
 飲み始めてすぐに、マスターの息子さんから電話があり、今度は息子さんの車がパンクしてしまったので迎えに来てほしいという電話でした。「なんだか今夜はパンクの話ばかりだなぁ」などと話ながら酒を飲んだのでした。
 考えてみると、あの夜、タイヤの交換を諦めていたら、私は東京まで車で行くことはなかったでしょう。もちろん無免許ですから、そもそも車を運転してはいけないのですが、そうでなくても、きっと電車で行っていたと思うのです。
 江原様的に考えれば、あの夜私の背後霊様が、私が翌日車で東京に行くのを止めようとしたに違いありません。そうとしか思えないのです。いや、そう思いたい。
 なんでもいいけど、とにかく今月は、外に出るのも飯を食うのもトイレに入るのも、慎重に慎重に行動し、なるべく部屋にひきこもって大人しくしていようと思っている次第でありますです。

2 件のコメント:

  1. 踏んだり蹴ったりの3月なんですね(^^;
    私の場合は10年ごとの節目に災厄があります。
    彼女に振られたり、就職浪人に離婚とw

    それだけ用心されてれば、
    厄に合わずに済まれると思います。

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  2. よしぼさん

    そうなのです。踏んだり蹴ったり潰したり潰されたりなのです。
    ですから今夜も家飲みです。
    実は昨年10月に、酒を飲んで自転車で帰宅途中「おいはぎ」に遭い(”おぎやはぎ”ではありません)、身ぐるみは剥がされませんでしたが財布を盗まれ、担いでいたギターも捕られそうになりました。今どき「おいはぎ」がいるなんて思いもしませんでした。とほほです。
    3月といわず、10月も....
    いやいや、全ては日頃の行いでしょうか。

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