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2011年8月26日金曜日

原子力マフィアが隠す被曝

原子力マフィアが隠す被曝1(3まで)




tangesazen99 さんが 2011/08/16 にアップロード

一般的に流通しているガイガーカウンター(線量計)では、ガンマ線しか計れない。

アルファ線、ベータ線が計れないのは、それらの核種の放射線が非常に短い距離しか飛ぶ(飛程)ことがないから。

大気中でアルファ線が45ミリ。
ベータ線で1メートルからせいぜい10メートルしか飛ばない。(ニュース等で発表している各地の線量は地上20メートル位の所で計ったもの)

飛ぶ距離は短いが内部被爆をすると非常に深刻な事態を起こす。

アルファ線やベータ線は、飛程が短く簡単に遮蔽され、簡単にブロックすることが出来る為に、体内に入るとそれを体の外からは測定出来ない。

アルファ線を出す核種で代表的なものは、ウラン238とプルトニウム239で、アルファ線しか出さない。
ストロンチウム90は、ベータ線しか出さない。

ECRR(欧州放射線リスク委員会)のクリス・バズビー教授が来日時に行った調査結果では、ウランやプルトニウムがすでに外に出ていることが解った。

ウラン、プルトニウム、ストロンチウムなど線量計に出ない核種は花粉と一緒で風の強い日などは、それが地面から吹き上げられる。そういう日は外にでないほうがいい。呼吸に­よっても中に入ってくる。

政府は早くいろんな核種を調べろという話になっていくかもしれないが、時間がかかりすぎている。実は線量計に出ないものがいっぱい降ってました、って半年後に言っても、も­う体内に取り込まれているって話になっている。

内部被曝の場合、体外に出す方法が無い。

様々な核種を明らかにする機械は非常に高価で波長を見るのも専門知識が要るので、民間レベルで防御するのは不可能(核種が解らないと駄目だという声が高まれば政府や自治体­が調べ始めるかもしれないので、そういう声をあげるのは重要)。

基本的にヨウ素やセシウムなどのガンマ線のみを計測しているだけで、それしか測定してないからヨウ素、セシウムばかりを問題にしている。

日本が加盟し国内の放射線のリスク基準のベースにしているICRP(国際放射線防護委員会)は大国が主導しており加盟するほとんどの国が核兵器を持っており、しかも核開発­、原子力発電をしている国。アメリカ主導とよく言われる。それに対して欧州がICRPの基準では非常に不安だということでECRR(欧州放射線リスク委員会)の基準をよく­欧州では引用される関係になっている。

両者の最大の違いは、ICRPはほとんど全く内部被曝の問題を考慮の点に入れてないところで、外部被曝も内部被曝も同じ程度のリスクだと試算している。非常に内部被曝の見­積もりが低い。

ECRRは、内部被曝は外部被曝の600倍リスクが高いという数字を出している。

琉球大学の矢ヶ崎克馬さんは600倍でもまだ足りない可能性もあるという。

ホールボディカウンターについてはECRRのバズビー教授は、全く意味が無いと言う。
外から計れるものは、ガンマ線のみである。ベータ線やアルファ線は外には出てこない。
本当に必要な知りたいことがこれでは解らないし、ガンマ線を出す各種の存在が解ったところで、ほとんど出来ることが無いという。

残念ながら、放射能と暫くの間日本は共存していかざるをえないような状況になってしまった。
我々はそれを正視して、正面から向き合っていくしかない。
見ないふりをしたところで、そこにあるものはある。

2011.08.09 神保哲生氏



原子力マフィアが隠す被曝2





原子力マフィアが隠す被曝3







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