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2012年9月30日日曜日

福島でコメの全袋検査始まる (報告:藍原寛子氏)




さんが 2012/09/29 に公開
http://www.videonews.com/
福島報告 (2012年09月29日)
福島でコメの全袋検査始まる
報告:藍原寛子氏(医療ジャーナリスト)
 8月下旬に福島県二本松市で早場米「五百川」の収穫が始まるのに合わせて、自家用、贈答用、くず米を含む収穫された全てのコメのセシウムを検査する「全袋検査」が、福島県­内で行われている。
 昨年の抽出調査で1キロ当たり500ベクレルを超えるセシウムが検出された地域のコメに対しては出荷停止措置がとられ、今年の作付は行われなかった。また100ベクレルか­ら500ベクレルのセシウムが検出された地域では出荷制限が行われ、今年は水田の除染や市町村による計画的な管理と生産量の把握などが行われたうえで、作付されていた。
 福島県は今年、県産米の安全性を確認する手段として、全袋検査を実施する方針を打ち出していた。ところが福島県だけでコメの収穫量は35万3000トンを超えため、従来の­検査方法では検査に時間がかかり過ぎるという問題に直面していた。このたび検査機器メーカーなどが急きょ、短時間で測定できる装置の開発に着手し、約半年という短い期間で­、"世界初"のベルトコンベア式、流れ作業によるコメのセシウム検査器が完成したことで、全袋検査が実現した。
 新たな検査機器は測定感度を高め、1袋当たり約10秒で検査することが可能になった。しかも袋に入れたままで測定ができるため、そのまま商品として売ることができるほか、­測定結果をオンラインで消費者に知らせるトレサービリティシステムも導入した・・・。

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