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2011年9月10日土曜日

福島原発から半径20km~30km付近の放射線量を測定してきました

 これまでこのブログで、原発やその被害状況と対策などについて、出来るだけ正確な情報を掲載してきたつもりですが、やはり常に不安に思うのは、嘘やデマを垂れ流す腐ったマスコミや政府や東電よりは信頼がおけるとは言うものの、所詮ネット上の情報を転載しているだけで、自分の目で確かめない以上、それさえ本当の情報であるかどうか確信は持てないということでした。

 そして7月22日に、福島県いわき市北部の久ノ浜付近の状況を目の当たりにして、津波にさらわれ建物の基礎だけが残った住宅街や、火災で焼けて真っ赤に錆び付いた車の山や、海岸線を埋め尽くし、海が見えなくなるほどの瓦礫の山を見て、言葉を失うほどのショックを受けました。しかしそれが現実であり、マスコミではほとんど知らされない実際の久ノ浜の被災地の状況でした。

 今回、わたしはふいに思い立ち50ccのスクーターで、仕事の休日を使って福島県いわき市から国道399号線を北に向かい、途中から林道を通って広野町に抜けて、その間の放射線量を計測してきました。
 中国製の自前のガイガーカウンターなので、本当に正確かどうかはわかりませんが、とにかくこれまで表示したことのない数値と、初めて聞いたアラーム音は、それだけでかなり衝撃的でした。

 
 ビデオ撮影したものをやっと編集できましたので、ここに掲載します。ビデオの中でもお断りさせていただいていますが、これは決して野次馬根性での行動ではなく、真実を自分の目で確かめるための行動であることだけはご理解ください。
 測定した日に、何人かのいわき在住の方と話す機会があり、今回放射線量を測定してきたことも話しました。そして、少なくとも私の出会った方々は、真実を知り伝えようとすることに対しては理解していただけ、賛同していただけました。
 それでも、地元の方々や被災された方にとっては、不愉快な行動であるかもしれません。もしそう写ってしまいましたら、心からお詫びいたします。申し訳ありません。



 2011年9月5日(月)
 午前11時 いわき市内 → 国道399号線 → 川内村 → 都路村古道 → 川内村 → 戸渡地区
 → 林道 → 県道248号線 → 広野町 → いわき市 午後6時


 

  
 ※ 赤く塗った線が走行した経路です。
 


 
放射線量測定  福島県いわき市~都路村 20110905

 










放射線量測定 福島県都路村~広野町 その1 20110905






放射線量測定 福島県都路村~広野町 その1 20110905






放射線量測定 福島県都路村~広野町 その1 20110905

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